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杉養蜂園のいま

みつばち通信 2010年 7-8月号

イメージ 世界遺産白神山地のブナ原生林を視察する杉養蜂園 米田専務

秋田のアカシア蜜は例年以上の採蜜量となりました。

 世界遺産・白神山地の麓にある秋田県北部の能代地方は、蜜源となるアカシアの木が自生する絶好の採蜜地でもあります。採蜜をするためには、いくつもの条件があります。まず、蜜源となる樹木が適切な時期に花を開くことが前提ですが、毎年気温や降雨量など天候によって大きく左右されるため、まったく予想がつかないというリスクを抱えています。そのために養蜂部の社員たちは蜜蜂たちと共に暮らしながら、万全の準備を怠らず、採蜜の時期を待ちます。前年の採蜜が終わった夏の終わり頃から北海道で蜜蜂たちを強勢群(元気で強い蜜蜂の群れ)に育て上げる活動を行い、年を越して春から初夏にかけてピークを迎えるように飼育するのです。

イメージ アカシアの開花状況がよく、例年以上の採蜜量になりました。

 今年は熊本でのレンゲ蜜の採蜜は不調でしたが、ここ秋田では開花時に蜜蜂の状態と天候がマッチし、昨年に比べて多くの量の蜂蜜を採ることができました。これは決して天候に恵まれただけでなく、一年をかけて準備してきた成果であると養蜂部の社員達は胸を張っています。  私たち杉養蜂園は熊本に本拠地を置きながら、現在では秋田、北海道と蜂場を広げ、お客様に季節ごと、産地ごとの天然純粋蜂蜜をお届けしています。そうした活動を行う為には各地の養蜂家との連携や、地域住民の方々との円満な関係構築が欠かせません。養蜂活動とは無縁のようですが、地域の皆様に信用していただくための地道な活動も必要であり、真摯な姿勢で養蜂家としての誇りを持って取り組んでいます。秋田で例年を越える量の採蜜ができたことは、養蜂家にとって最高の喜びです。さらに、私たちの蜂蜜をお客様に味わっていただき、ご満足していただくことができれば、これに勝る喜びはありません。