杉養蜂園TOP > 杉養蜂園のいま

杉養蜂園のいま

みつばち通信 2013年 11-12月号

イメージ 今年は菩提樹蜜や百花蜜がよく採れています。

新たな蜜源地の確保

 秋田での採蜜を追え、6月28日に北の大地へと入りました。杉養蜂園が北海道での採蜜を始めたのが11年前のことで、以来、日本で有数の酪農地帯である道東の浜中町で夏の間、養蜂活動を行ってきました。私達が北海道で採蜜を行う理由の一つには、菩提樹やキハダなど冷帯の気候しか採蜜しにくい花の存在があります。花の色や形に個性があるように、蜂蜜の味も花によってそれぞれ違った美味しさを持っています。杉養蜂園は日本中の美味しい蜂蜜を、自分達の手で集めお客様のもとへお届けしたいとの思いで、秋田、北海道へと蜂場を求めて移動するのです。

準備 白樺の木に囲まれた蜂場で採蜜は続きます。

 今年の道東地域は8月10日過ぎまで曇天や霧雨が続き、日中の最高気温が18度を下回るような日が続きました。花の開花も鈍く、花が分泌する蜜の量も少ないものでした。私達にとって試練ともいえるような厳しい自然の摂理に直面し、改めて養蜂業が農作物と同じように大いなる自然の環境から生まれる天からの恵美であることを実感しました。ただ、涼しい環境のなか強勢群づくりは順調に進んでおり、九州を出る際に巣箱にいた蜜蜂は4倍以上の数になって元気に溢れた新しい活力を生み出しています。今年の北海道での経験を踏まえ、毎年変わる環境の変化に対応し一歩でも前へ進んだ養蜂活動を行えるよう一丸となって邁進するつもりです。