杉養蜂園メールマガジン-vol.474 2017.11.12

2017年11月10日(金)午前5時に510箱の巣箱を積んだトラックが杉養蜂園養蜂事業部 に到着、養蜂部員達はすぐに駆け寄り作業を開始します。

 6月中旬から約4ヶ月を北海道で過ごしたミツバチ達が、熊本へ帰ってきました!今年は3陣に渡っての帰還です。北海道厚岸郡浜中町の杉養蜂園養蜂事業部 北海道事務所より約2,400kmもの大移動を経て、第1陣が11月9日(木)早朝、第2陣が10日(金)早朝にそれぞれ無事に戻って参りました!!


  11月10日(金)早朝5時、510箱の巣箱を載せた大型トラック(第2陣)が熊本の杉養蜂園 養蜂事業部事務所に到着しました。養蜂部員達は、到着と同時に巣箱の積み替え作業を開始します。

  夜明け前の暗い中、ヘッドライトや事務所の倉庫の明かりを頼りに、巣箱を固定していたロープを解きながら、移動用の小型トラックを横や後ろにつけ、巣箱を次々と積み替え、決められた蜂場へ順次運びます。ミツバチ達でいっぱいの巣箱は、1箱あたり約10〜20kg!重たい巣箱の上げ下ろしは危険も伴う為、互いに声をかけあいながら安全かつ迅速に行います。

 午前6時30分には積み替えが完了しました。巣箱達は事務所周辺の河内、フードパル周辺をはじめ、遠くは嘉島、宇土方面の各蜂場へ運びます。

 各蜂場へ到着した巣箱は、養蜂部員たちが丁寧に配置します。

霜が降りる頃まではまだスズメバチが出没する為、巣門を開けたあと捕獲器を取り付け、設置完了です。ミツバチ達は熊本県内の各蜂場で冬を越し、春を待ちます。

蜂場へ到着後は巣箱を丁寧に運び、巣門を開け、スズメバチ捕獲器を取り付けます。

 巣箱の中で長時間の移動に耐え、熊本へ帰ってきてくれた大切なミツバチ達が、これからやってくる冬に備え、少しでも良い状態で冬を越し来年の春を迎えられるよう、私達はしっかりと準備を行ってまいります。

 
 
 


 

 
 


 
 

編集後記