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杉養蜂園のいま

みつばち通信 2010年 5-6月号

イメージ 八代平野のれんげ蜜の採蜜現場で蜂場開拓を語る杉養蜂園 桃山養蜂相談役

蜜蜂たちとともに採蜜できる喜びを噛みしめています。

蜜蜂が健康に育つ自然環境を守り、蜂場を広げることも、養蜂家企業としての使命だと考えています。

 今年も春の訪れとともに、熊本県南部の八代平野ではレンゲの花が一面に咲きました。杉養蜂園では毎年秋に米作農家にレンゲの種子を配り、春にその新蜜を採る『健やか農蜂業』の実践を行っています。今年も無事に採蜜ができることは、養蜂家にとってこの上のない喜びです。昨年の夏から北海道で育てている蜜蜂たちも、例年以上に元気です。まもなく皆様に新蜜をお届けできるかと思います。
 近年、蜜蜂が減少している原因の一つに農薬の被害があり、昨年は全国的に農作物の交配用の蜜蜂が不足するという事態になりました。杉養蜂園では昭和50年代から熊本の特産品であるスイカなどの生産農家と連携をとりながら、「みつばち交配」用の蜜蜂を安定的に貸し出しています。しかし、宅地の開発や都市化などによって年々蜜源地は減っており、このままでは国内での採蜜が先細りすることが危ぶまれています。

イメージ みつばち交配で実ったスイカの確認

 私たちは養蜂家企業として60年以上の経験から蜜蜂の飼育には自信を持っていますが、蜂蜜は自然の産物であるだけにすぐに蜜源地を広げることはできません。蜜蜂が健康に育つための自然環境を守ると同時に、国産蜂蜜を安定して採蜜できるように、地元の熊本をはじめ、秋田、北海道でも新しい蜂場の開拓を行っています。養蜂家企業の使命として、今後もできるだけ多くのお客様に蜂蜜をお届けできるように、日本全国を歩きながら、地道な努力を続けてまいります。