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杉養蜂園のいま

みつばち通信 2011年 7-8月号

イメージ 新しい蜜源地を求めて歩きます。

伝統だけに固執せず

 全国各地で花が咲き誇る春から夏にかけて、養蜂家は一年中でもっとも忙しい日々を送ります。春のレンゲを皮切りにミカン、アカシア、野ばら、菩提樹、ソバなどの開花を追いかけて、日本列島を南から北へと移動していきます。各地で採蜜できる期間は、およそ1週間から10日程度。養蜂家たちは自然のサイクルに合わせながら、昨年の秋から蜜蜂を育て、さまざまな準備を重ねて採蜜にのぞみます。しかし、いかに周到な準備をしても、天候や気温の変化といった自然の摂理には決して逆らうことはできません。今年も春先の気温が上がらず、レンゲの採蜜が10日程遅れました。養蜂家にとって採蜜ができるということは、ただただ自然の恩恵に感謝し、その慶びをかみ締めることにほかなりません。

イメージ 夜明け前、北海道行きの巣箱をトラックに積む養蜂部員。

 今年も杉養蜂園の養蜂家は、熊本から遠く離れた北海道まで蜜蜂とともに移動し、採蜜する予定です。この杉養蜂園の今がお客様の目に触れる頃には、北の大地を目指しています。さまざまな気象条件や自然環境の変化は予測することが難しく、なかなか見通しが立たないことも事実です。しかし、私たちがこだわり抜いた純粋完熟蜂蜜をお待ちになっているお客様がいる限り、決してあきらめることなく、養蜂家としての誇りを胸に、北の大地を目指します。