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杉養蜂園のいま

みつばち通信 2014年 11-12月号

イメージ 北海道へ旅立つ新入社員。

新たな蜜源地の確保

 今年の採蜜も無事終了。現在は、引き続き北海道で来年の採蜜を見据えて、元気で勢いのある蜜蜂の群れ(強勢群)をつくりあげている最中です。蜜蜂たちが過ごしやすい気候、農薬の汚染がない自然が広がる北海道浜中町は、強勢群づくりにはもってこいの環境。私達養蜂部員は、それぞれ巣箱ごとに異なる群れの個性や勢いを見極めながら、餌を与えたり、巣の規模や数を調整したり、杉養蜂園独自の技術で強勢群づくりを進めています。

準備中心のオレンジ色の丸を擬似王台と呼びます。

 例年、杉養蜂園では蜜蜂たちと熊本から、秋田、北海道へと蜜源を追いかけて北上する移動養蜂を行っております。今年は春入社した新入社員6名を、この移動養蜂に帯同し、養蜂現場での研修を実施しました。養蜂部に配属される者だけでなく、製造や販売への配属希望者も参加して、製造や販売への配属希望者も参加して、同じように養蜂の仕事を体験します。お客様の声が直接養蜂家に届くシステムを持つ私たちにとっては、養蜂業の体験は必要不可欠のものなのです。実際、蜜蜂の扱いに慣れるまでで3年、一人前といえるようになるまでには10年くらいはかかります。そういう意味では、短い期間だったのかもしれませんが、生まれて初めて蜜蜂に触れることとなった新入社員たちにとっては、毎日が苦労の連続で、長い夏となったことでしょう。時代の変化とともに少しずつ自然の形も変わっています。私たちは、その変化に合わせながら養蜂の技術も向上させていかなければなりません。これからも杉養蜂園の原点である養蜂業を進化させていきます。