2026.08.20 column
ジャラハニーとは?含有成分やおすすめの食べ方を解説

近年、健康志向の高い方の間で、はちみつを取り入れた食生活が注目されています。
そのなかでも高い健康効果と希少性から、特に話題となっているのが、“ジャラハニー”というはちみつです。
しかし、どのようなはちみつなのかまではご存じない方も多いことでしょう。
そこで本記事では、ジャラハニーの特徴とおいしい食べ方をご紹介します。
毎日をスッキリとした気持ちで過ごしたい方はぜひ参考にご一読ください。
ジャラハニーとは?
ジャラハニーとは、ジャラの木の花から生まれたはちみつのことを指します。
ジャラは、オーストラリア西部の限られた地域に自生するフトモモ科ユーカリ属の大型樹木のことです。
30~40m程度の高さにまで成長し、見た目の美しさや優れた耐久性から、高級家具材に用いられています。
2年に一度だけブラシのような形状の白い花を咲かせ、それを蜜源として作られたはちみつがジャラハニーとよばれます。
日本に自生していないうえに、特定期間にしか咲かない花を蜜源とするため、ジャラハニーは希少性が非常に高いはちみつなのです。
ジャラハニーの特徴
ここからは、以下の項目ごとにジャラハニーの特徴をさらに深掘りしていきましょう。
ジャラハニーの特徴
- 産地・採蜜時期
- 風味
- 見た目
産地・採蜜時期
ジャラは、オーストラリア西部の原生林にのみ自生する樹木です。
よって、ジャラハニーの原産地もその地域に限られます。
さらに、ミツバチが花の蜜を採取できる期間の問題もあります。
ジャラが花を咲かせるのは2年に1度の10月下旬頃~12月頃(オーストラリアでは春から夏にあたる時期)に限られるため、ミツバチが蜜を集められる期間もわずかなのです。
そのため、ジャラハニーは、数あるはちみつのなかでも、特に貴重なはちみつといえます。
風味
通常のはちみつよりも粘度が高いジャラハニーは、濃厚でコクのある風味とまろやかな味わいを楽しめるため、黒糖やキャラメル、ナッツに例えられることがあります。
口にすれば、上品な甘みと鼻を抜けていく芳醇な香りを感じられるでしょう。
見た目
ジャラハニーは、濃厚な味わいをそのまま表現したかのような、深い琥珀色をしています。
通常のはちみつよりもとろりとした質感で、開封後も結晶化しにくいという特徴を持っています。
ジャラハニーとマヌカハニーの違い
希少性の高いはちみつの代表例としては、ジャラハニーのほか、マヌカハニーも挙げられます。
以下では、これら2つのはちみつの違いを見ていきましょう。
ジャラハニーとマヌカハニーの違い
- 産地・希少性
- 風味・食感
- 成分含有量の指標
産地・希少性
マヌカハニーは、ニュージーランドの一部の地域にのみ自生するマヌカの花を蜜源とするはちみつです。
産出地域が限られるうえに、蜜源となる花は1年で数週間程度しか咲きません。
そのため、ジャラハニーと同様、希少性が非常に高いはちみつといえるでしょう。
風味・食感
ジャラハニーとマヌカハニーはどちらも貴重なはちみつですが、風味や食感は大きく異なります。
濃厚な甘みとコク深さを持つジャラハニーとは異なり、マヌカハニーは、まろやかな甘みにくわえ、ハーブのような爽やかな香りとほろ苦さを持つのが特徴です。
また、マヌカハニーは茶褐色のクリームのような見た目でテクスチャーがやや硬く、特有のざらついた食感を味わえます。
成分含有量の指標
抗菌力を持つはちみつの指標として、マヌカハニーでは「UMF」 や「MGO」 などが用いられるのが一般的ですが、ジャラハニーでは主に「TA(Total Activity)」という規格が用いられます。
どちらも数値を参考に選ぶとよいでしょう。
ジャラハニーのおすすめの食べ方
ここまで、ジャラハニーの特徴や身体にもたらすうれしい効果をご紹介しました。
最後は、「これからジャラハニーを食生活へ取り入れよう!」という方におすすめしたい5つの食べ方をご紹介します。
ジャラハニーのおすすめの食べ方
- Eat as is
- トーストにつける
- ヨーグルトにかける
- 白玉団子にかける
- 料理に加える
Eat as is
濃厚な甘みが特徴のジャラハニーは、まずはそのまま味わってみるのがよいでしょう。
口にした瞬間、黒糖やキャラメルを思わせるコクの深さが感じられるはずです。
火を通さなければ栄養成分や健康成分を損なうことなく、取り入れることができます。
朝の空腹時に摂れば1日のエネルギー源となり、就寝前に摂れば、うるおいを保ちつつスッキリとした寝覚めをサポートしてくれます。
なお、金属製のスプーンは、酸性成分と化学反応を起こしてジャラハニーの風味に影響する可能性があるため、ハニーディッパーや木製のスプーンを使うのがおすすめです。
トーストにつける
ジャラハニーの濃厚な味わいは、トーストとの相性が抜群です。
もちろん、そのまま塗ってもおいしく食べられますが、以下のようなアレンジレシピもおすすめです。
なお、はちみつを加熱すると、本来の味わいや栄養成分・健康成分を損なう可能性があるため、必ずあとから塗りましょう。
ジャラハニーを使ったハニーチーズトーストのレシピ(1人分)
| 用意するもの | How to make it |
|---|---|
| ジャラハニー…大さじ1~2 食パン…1枚 ピザ用チーズ…30g 黒こしょう…適量 | 1.食パンにピザ用チーズを載せ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く 2.食パンをオーブントースターから皿に移し、黒こしょうとジャラハニーをかけたら完成 |
いつものトーストに簡単なアレンジを加えるだけで、風味豊かなハニーチーズトーストが作れます。
トーストに載せるピザ用のチーズ以外に、お好みでモッツァレラチーズやブルーチーズに置き換えるのもおすすめです。
あわせて、砕いたナッツも載せると、カリカリとした食感と香ばしさが加わり、食後の満足感も上がります。
ヨーグルトにかける
コクの深さがクセになるジャラハニーは、ヨーグルトとの相性も抜群です。
お好みの量を混ぜ合わせるだけで、腸にやさしい朝食が完成します。
いちごやバナナ、キウイといったフルーツも一緒に載せれば、より多様な味を楽しめるでしょう。
デザートとして食したい場合は、以下のようなアレンジがおすすめです。
ジャラハニーフローズンヨーグルトのレシピ(1人分)
| 用意するもの | How to make it |
|---|---|
| ジャラハニー…大さじ1~2 無糖ヨーグルト…200g お好みのフルーツ…お好みの量 | 1.容器に無糖ヨーグルト・ジャラハニー・フルーツを入れ、数回かき混ぜる 2.冷凍庫で1時間ほど冷やす 3.冷凍庫から取り出して空気を含ませるようにかき混ぜる 4.1~3を3回程度繰り返し、シャリシャリとした質感になったら完成 |
ジャラハニーのコク深さに、フルーツの甘さとヨーグルトのさっぱりとした酸味がよく合います。
リッチな味わいながらヘルシーなので、小腹が空いたときや夕食後でも、罪悪感を抱かずに食べられますよ。
白玉団子にかける
黒糖や黒蜜のような風味をもつジャラハニーは、白玉などの和菓子とも相性抜群です。
もちもちとした白玉にかけるだけで、上品でコクのある甘さを楽しめます。
ジャラハニー白玉団子のレシピ(2人分)
| 用意するもの | How to make it |
|---|---|
| 白玉粉…100g ジャラハニー…お好みの量 きな粉…お好みで | 1.ボウルに白玉粉を入れ、パッケージの表記通りに少しずつ水を加えながら練り合わせる 2.耳たぶぐらいの硬さになったら、一口大に丸めて団子を作る 3.鍋にたっぷりの湯を沸かし、丸めた団子を入れて3分ほど茹で、団子が浮いてきたらさらに1分ほど茹でる 4.茹で上がったら氷水を入れたボウルに移し、完全に冷やす 5.ザルにあげて水気を切り、器に盛ってジャラハニーをかける |
ジャラハニーの黒蜜のようなコクと、もちもちとした白玉のやさしい甘みがよく合います。
きな粉を合わせればより和の風味が引き立ち、アイスクリームを添えれば和風パフェのように楽しむこともできます。
料理に加える
ジャラハニーは、いつもの料理に加えるだけで素材の味を引き立てる万能の調味料です。
肉料理の下味に使えば、臭みを消しつつ、ふっくらとした食感に仕上がります。
魚料理では、煮つけの汁やつけ合わせのソースの隠し味として入れると、コクが加わり、より深い味わいを楽しめるのです。
数あるアレンジ方法のなかから、今回は肉や魚、野菜とも相性が良い万能のハニーマスタードソースの作り方を紹介します。
ハニーマスタードソースのレシピ(2人分)
| 用意するもの | How to make it |
|---|---|
| ジャラハニー…大さじ1 マヨネーズ…大さじ1 粒マスタード…大さじ1 | 1.容器に材料を入れ、かき混ぜて完成 |
手間がかからず簡単に作れるので、これからジャラハニーを取り入れたい方にも非常におすすめのレシピです。
サンドイッチのソースとして使ってもおいしく食べられます。
ジャラハニーは希少性が高く、抗菌効果が期待できるはちみつです
ジャラハニーは、オーストラリア西部の限られた地域で産出される、希少性の高いはちみつです。
黒糖やキャラメルのようなコクの深さが特徴で、一般的なはちみつよりも芳醇な風味を楽しめます。
栄養成分・健康成分の摂取のみならず、高い抗菌力(TA )を持つとされ、健康維持に気を配る方におすすめです。
食べ方のアレンジ方法も豊富なので、日常生活にも簡単に取り入れられます。
国内外のさまざまなはちみつを扱う杉養蜂園では、今回ご紹介したジャラ蜜(ジャラハニー)も販売しています。
ほかにも多くのはちみつをご用意しておりますので、ぜひ当社の通販サイトをご利用ください。
Column Supervisor

Hirayanagi Essential Mr.
Title: Doctor of Medicine (University of Tokyo) / Master of Health Science (University of Tokyo)
Affiliation: Food Medical Research Institute, Representative and Director
Brief Biography
After completing the graduate program in Physiology at the University of Tokyo, they became a visiting researcher at the University of Parma in Italy, Harvard University, and the Massachusetts Institute of Technology, and then became an associate professor in Hygiene at Nihon University School of Medicine.
So far, I have served as a part-time lecturer at Nippon Sport Science University (Public Health / Occupational Health), Sano Nihon University Junior College (Public Health), and held positions as a director in the Japan Ergonomics Society, the Japan Society for Aerospace and Environmental Medicine, and the Japan Society of Clinical Hyperbaric Oxygen and Diving Medicine, as well as a councilor in the Japan Society of Hygiene and the Japan Society for Preventive Medicine Risk Management.
Currently, I am the representative and director of Food Medicine Research Institute.
Specialized field
- Special Environmental Medicine (Space Environment Physiology, Marine Environment Physiology, Occupational Health Science)
- Research on the health effects of food ingredients based on scientific evidence.
[Media appearances]
NHK 'Try It and Understand'
TBS Television 'The Doctor's The Stamp of Approval!'
TV Asahi 'Hayashi Osamu's Now is the Time! Lecture'
CBC Television "Health Capsule! Time for Vitality"
He has also appeared on many other programs, including MBS, TV Tokyo, and BS Fuji.
Supervision and Contribution Achievements
The Power of Honey (Housewives and Life Publishing Co.)
Magical Honey (Makino Publishing)
A special ginger recipe for body alignment (Natsume Publishing)
In addition, I have been featured in magazines, newspapers, and magazines about the health benefits of food.
He has contributed and supervised over 200 articles.
[Works]
The surprising effectiveness of sunbathing in cancer prevention - the astonishing power of vitamin D (Kodansha)
"Don't Get Sick! Ginger Green Tea Health Method (Published by Sanmark, Chinese version available)"
A longevity furikake created by a medical doctor (Sanmark Publishing)
Other specialized books include "Modern Life and Health" (Shinohara Publishing) and "New Edition of Hygiene Practice" (Nanzando), among others.
He has written many books on health and wellness.
[External link]
Food Medicine Research Institute Blog: http://h-and-w.jp/column/
My Best Pro Gunma Blog: https://mbp-japan.com/gunma/food-medicine/column/

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