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2025.05.26 コラム

はちみつ大根は喉に良い?おいしい作り方や食べ方を紹介




空気の乾燥や体調不良などで喉に違和感を覚える場合、はちみつ大根が心強い味方になるといわれています。

そのため、「普段から食生活にはちみつ大根を取り入れよう」と検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、喉が気になるときに取り入れたいはちみつ大根の作り方やおいしい食べ方を紹介します。

記事の後半では、はちみつ大根の保存方法も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。


はちみつ大根とは


はちみつ大根は、はちみつに大根を漬け込んで作るシロップのことを指します。

古くから民間で、喉の乾燥やイガイガが気になるときなどに用いられており、今でも多くのご家庭で活用されています。

ただし、はちみつにはボツリヌス菌が混在している場合がまれにあるため、1歳未満の乳児に与えるのは避けましょう。

1歳以上であれば、腸内細菌が整っているため、問題なく摂取できます。

はちみつ大根は喉に良い?


はちみつ大根は、喉に乾燥を感じたときなどに飲むと良いといわれています。

はちみつ大根は特別な治療効果があるわけではありませんが、喉をやさしくうるおすために利用されることが多いです。

また、乾燥しやすい季節や寒い季節のリスクに備えるために、はちみつ大根を食生活に取り入れるのもおすすめです。

はちみつ大根の作り方


はちみつ大根は、はちみつと大根があればご家庭でも手軽に作ることができます。

以下で、はちみつ大根の基本的な作り方をご紹介しましょう。

▼はちみつ大根の材料と作り方

材料

・大根:1/3本程度

・はちみつ:適量

作り方

1.密閉できる容器を煮沸消毒し、水分が残らないように乾かす

2.大根の皮むき、小さめのサイコロ状に切る

3.消毒した容器に大根を入れ、ひたひたになるくらいのはちみつを注ぐ

4.容器に蓋をして半日程度冷蔵庫に入れておく

5.大根がしんなりしたら、熱湯消毒したスプーンや箸で大根を取り除いて完成

大根はあとから取り除くため、1/3本程度で問題ありません。

取り出した大根の活用法は、次項でお伝えします。

取り出した大根の使い道は?


はちみつ大根に使用した大根は、漬物やきんぴらに使用するのがおすすめです。

取り出した大根と塩昆布を混ぜて、数時間置いておくだけで漬物としておいしく食べられるほか、軽く塩を振り、醤油やポン酢を加えてお好みの味にすることもできます。

また取り出した大根には、はちみつの甘さがなじんでいるため、砂糖を使わずごま油と醤油で炒めてきんぴらにすれば、おかずやおつまみにもぴったりな一品になります。

なお、はちみつ大根に使用した大根は日持ちしないので、取り出したその日のうちに使いきるようにしましょう。

はちみつ大根のおいしい飲み方やアレンジ方法


ここからは、はちみつ大根を毎日の食生活に取り入れるための、おいしい飲み方やアレンジ方法をご紹介します。

そのまま飲む


はちみつ大根は、大根から出た水分がはちみつに混ざり、適度なとろみのあるシロップのようになります。

そのままでも飲みやすく、やさしい甘さを楽しめます。

特に喉の調子が気になるときは、ゆっくりと飲み込むよう意識するとよいでしょう。

その際、はちみつ自体の甘さが強いため、一度にたくさん飲むのではなくティースプーンで2~3杯を目安に少しずつ味わうのがおすすめです。

お湯で割って飲む


寒い時期や就寝前など、身体を温めつつ喉を保湿したいときは、はちみつ大根をお湯で割って飲むとよいでしょう。 90~120mlのお湯に対して、はちみつ大根大さじ2杯を目安に薄めると、ちょうど飲みやすいバランスになります。

料理に混ぜる


大根料理に入れる砂糖の代わりに、はちみつ大根を使用するとおいしく仕上がります。

はちみつは、パンケーキやヨーグルトなどにかけて食べるイメージがありますが、実は醤油やオイスターソースなどの調味料とも相性が良いのです。

はちみつ大根は、そのまま飲む、あるいはお湯に割って飲むのが一般的ですが、料理に活用するのも楽しみ方の一つです。

はちみつ大根の保存方法


はちみつ大根は、密閉できる清潔な容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

はちみつ自体は水分量が少なく長期保存が可能な食品ですが、はちみつ大根は、大根の水分が溶け込むため、保存期間の目安は3~4日程度と短くなっています。

はちみつ大根を作る際は、数日以内に食べきれる分量で作るのがポイントです。

喉に違和感を覚える場合は、はちみつ大根を取り入れよう




今回は、喉が気になるときに取り入れたいはちみつ大根の作り方やおいしい飲み方、アレンジ方法などをお伝えしました。

はちみつ大根は、喉に乾燥を感じたときに飲むと良いといわれています。

そのため、喉に違和感を覚える場合は、はちみつ大根を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、はちみつにはボツリヌス菌が混在しているケースがまれにあることから、1歳未満の乳児には与えないよう注意が必要です。

はちみつを使った料理を楽しみたい方は、はちみつの専門店|杉養蜂園のはちみつをご利用ください。

当社のECサイトでは多種多様なはちみつを取り扱っていますので、好みのはちみつがきっと見つかるはずです。


コラム監修者

平柳 要先生

平柳ひらやなぎ かなめ先生

肩書:医学博士(東京大学)/保健学修士(東京大学)

所属:株式会社 食品医学研究所 代表兼所長

【略歴】

東京大学大学院医学系研究科(生理学)修了後、イタリア・パルマ大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の客員研究員を経て、日本大学医学部(衛生学)准教授となる。
これまで日本体育大学(公衆衛生学/労働衛生学)、佐野日本大学短期大学(公衆衛生学)などの非常勤講師、日本人間工学会、日本宇宙航空環境医学会、日本臨床高気圧酸素・潜水医学会の理事や日本衛生学会、日本予防医学リスクマネージメント学会の評議員などを務めた。
現在は(株)食品医学研究所の代表兼所長。

【専門分野】

・特殊環境医学(宇宙環境生理学、海洋環境生理学、作業環境衛生学)
・科学的根拠(エビデンス)に基づく食材の健康効果研究

【メディア出演歴】

・NHK「ためしてガッテン」
・TBSテレビ「名医のTHE太鼓判!」
・テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
・CBCテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」
 その他、MBS・テレ東・BSフジなど多数出演。

【監修・寄稿実績】

・蜂蜜力(主婦と生活社)
・魔法のハチミツ(マキノ出版)
・体が整う とっておきのしょうがレシピ(ナツメ社)
 その他、食品の健康効果に関するムックや新聞・雑誌への
 記事の投稿・監修は200冊以上。

【執筆著書】

・がん予防に実は「日光浴」が有効なわけ-ビタミンDの驚きの効力(講談社)
・病気にならない!しょうが緑茶健康法(サンマーク出版、中国語版あり)
・医学博士が考案した長生きふりかけ(サンマーク出版)
 その他、専門書『現代生活と保健衛生』(篠原出版新社)・『新編衛生学実習』(南山堂)など、
 健康・保健に関する書籍を多数執筆。

【外部リンク】

食品医学研究所ブログ:http://h-and-w.jp/column/
マイベストプロ群馬ブログ:https://mbp-japan.com/gunma/food-medicine/column/




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