2025.03.21 列
はちみつは肌に効果がある?美容に良いといわれる理由を解説

甘味料の一つとして有名なはちみつは、美容に良いことも知られており、さまざまな化粧品やヘアケア製品などに使われています。 食品であるはちみつが、なぜ美容をサポートしてくれるのでしょうか?
その秘密は、はちみつに含まれる成分にあります。
本記事では、はちみつに含まれる成分や期待できる美容効果について解説します。
「はちみつを美容目的でも活用してみたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
はちみつが「美容に良い」といわれるのはなぜ?
はちみつには、フェノール化合物(フラボノイド、フェノール酸)やアミノ酸などの成分が含まれています。
はちみつが化粧品やヘアケア製品などに使われるのは、このような成分が「美容に良い」と考えられているためです。
次項では、はちみつに含まれる主な成分について、より詳しく紹介します。
はちみつに含まれる主な成分

はちみつに含まれる主な成分は、3種類あります。 それぞれどのような成分なのか、以下で見ていきましょう。
①ミネラル
ミネラルは、健康の維持に必要な栄養素の一つで、約20種類あるといわれています。
うるおいを与えたり保ったりするはたらきを担っており、美容においても欠かせない成分です。
体内で合成されないため、食品やサプリメントなどから摂取しなければなりません。
はちみつには、主に以下のミネラルが含まれています。
▼はちみつに含まれる主なミネラル
- ・カリウム
- ・ナトリウム
- ・リン
- ・鉄
- ・カルシウム
- ・マグネシウム
- ・銅
- ・亜鉛
- ・マンガン
- ・クロム
複数のミネラルを一度に摂取したいのであれば、はちみつは効果的です。
②フェノール化合物
スーパーフードの一つであるはちみつには数多くのフェノール化合物、すなわち各種の”フラボノイド”や”フェノール酸”が含まれており、最近、これらによる健康効果や美容効果が注目を浴びています。
フェノール化合物の特徴は、摂取した栄養成分や酸素の循環を良くする効果があるとされ、身体を内側から整えたり、きれいにしたりします。
そのため、健やかさと美しさを維持するには、はちみつを積極的に取り入れていく必要があります。
日頃から定期的にフェノール化合物を摂取していれば、元気で若々しく、健康的で美しい肌を保つことができるというわけです。
③アミノ酸
アミノ酸が担う役割は、身体の重要な組織の生成です。
筋肉や消化管、内臓だけではなく、血液中のヘモグロビン、髪や皮膚のコラーゲンなども構成しています。
このような人体の構成に関わるアミノ酸は、20種類あることが知られています。
アミノ酸も、ミネラルと同様に、うるおいの維持に関わる成分です。
しっかり摂取することで、みずみずしさをキープできます。
はちみつに含まれる主なアミノ酸は、以下の通りです。
▼はちみつに含まれる主なアミノ酸
- ・バリン
- ・ロイシン
- ・イソロイシン
- ・アラニン
- ・アルギニン
- ・リジン
- ・アスパラギン酸
- ・グルタミン酸
- ・プロリン
- ・スレオニン
- ・メチオニン
- ・ヒスチジン
- ・フェニルアラニン
- ・チロシン
- ・グリシン
- ・セリン
このように、はちみつには多数のアミノ酸が含まれていることがわかります。
「美容のために、ミネラルとアミノ酸を同時にとりたい」とお考えであれば、はちみつは適しているといえるでしょう。
はちみつに期待できる美容効果
前項で紹介した、はちみつに含まれる主な成分によって、どのような美容効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、はちみつに含まれる成分のはたらきに着目しつつ解説します。
なお、ここで紹介する美容効果は一般的に広く知られているものですが、特定の効果を保証するものではありません。その点を踏まえたうえで、参考にしてください。
効果①うるおいを与える
はちみつに含まれるミネラルやアミノ酸は、うるおいを与えるはたらきをもつといわれています。
うるおいの維持には、天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質などの保湿因子が関係しています。保湿因子とは、保湿に関して重要な役割をもつ、もともと身体に備わっている成分のことです。
このうち天然保湿因子は、ミネラルの一つであるカルシウムによって活性化することが知られています。
また、天然保湿因子は、半分以上がアミノ酸で構成されているのが特徴です。
はちみつに含まれるアミノ酸も、天然保湿因子がつくられる過程でサポートするはたらきをもちます。そのため、アミノ酸を取り入れることが、うるおいの維持に役立つというわけです。
水分の蒸発を防ぐ役割をもつ細胞間脂質は、主にセラミドという成分でつくられている保湿因子です。
セラミドを合成する過程では、ミネラルの一つであるマグネシウムが関わっており、うるおいを維持するための一助となっています。
はちみつなら、これらのはたらきをもつミネラルやアミノ酸を一度に摂取できるのです。
効果②美しさを維持する
「長く綺麗でいたい」とお考えの方にも、はちみつがおすすめです。
ミネラルやフェノール化合物を含んでいるはちみつを取り入れることで、美しさの維持を目指せます。美しさの維持には、鉄や亜鉛などのミネラルが関係します。これらが不足すると、さまざまな不調が起こり、美容にも悪影響を与えかねません。
また、フェノール化合物がもつはたらきでも、美容効果が期待できます。
すでにお伝えしたように、フェノール化合物は、美容面の不調から肌を守るはたらきをもっています。
このようなフェノール化合物の効果は3~4時間で消えるといわれているため、美しさを維持するには、こまめに摂取することが大切です。
美容に気を配りたいのであれば、はちみつによって、日頃からミネラルやフェノール化合物をとることを推奨します。
効果③肌本来がもつ美しさを引き出す
はちみつに含まれるミネラルには、肌にもともと備わっている美しさを引き出す効果も期待できます。
亜鉛やカルシウムといったミネラルは、肌が本来もつ生まれ変わる力をサポートするはたらきをもちます。
結果、肌の美しさが引き出され、周囲に若々しい印象を与えることも叶うでしょう。
美容効果が期待できるはちみつを使ったレシピ

日々の食事を通してはちみつを摂取するには、おいしく食べられるレシピが役立ちます。
ここでは、はちみつを使った2種類のレシピをご紹介します。
はちみつを使った煮豚
煮豚は、はちみつを昼食や夕食に取り入れたい方にぴったりのレシピです。
必要な材料は、以下の通りです。
▼はちみつを使った煮豚の材料(4人分)
- ・はちみつ 50cc
- ・塩 大さじ1
- ・酢 200cc
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・しょうが ひとかけ(チューブ製品の場合は大さじ1)
- ・片栗粉 大さじ1
- ・水 大さじ1
- ・豚ロースのかたまり 1本(約300g)
- ・白すりごま 大さじ2
- ・ねぎの青い部分 3本分
作り方は、以下をご覧ください。
▼はちみつを使った煮豚の作り方
- 1.豚ロースのかたまりをたこ糸で縛り、塩をもみこんでから30分以上おく
- 2.湯を沸かした鍋にねぎを入れ、沸騰したら豚ロースのかたまりも入れてさっと茹でる
- 3.豚ロースのかたまりの表面の色が変わったら皿に取り出し、湯を捨てる
- 4.湯を捨てた鍋に、はちみつ、酢、しょうゆ、しょうが、豚ロースのかたまりを入れて強火にかける
- 5.鍋が沸騰したら、中火にしてふたをする
- 6.適度にふたを開けてひっくり返しながら、1時間ほど煮る
- 7.豚ロースのかたまりが煮えたら取り出し、強火にして汁を煮る
- 8.煮詰めた汁に白すりごまを加え、水溶き片栗粉でとじてあんを作る
- 9.豚ロースのかたまりの粗熱がとれたら適当な厚さに切り、あんを絡める
はちみつをメインのおかずに使いたいときは、こちらのレシピを試してみてはいかがでしょうか。
ほうじ茶ハニーラテ
「はちみつを食事以外でもとりたい」とお考えの方は、ほうじ茶ハニーラテをお試しください。
必要な材料は、以下の通りです。
▼ほうじ茶ハニーラテの材料(2人分)
- ・はちみつ 大さじ2
- ・ほうじ茶パック 1袋
- ・牛乳 300ml
作り方は、以下をご覧ください。
▼ほうじ茶ハニーラテの作り方
- 1.鍋に牛乳を入れて加熱し、沸騰してきたらほうじ茶パックを入れ、1分ほど煮出す
- 2.ほうじ茶パックを取り出し、はちみつを加えて混ぜる
飲み物であれば、食事よりも手軽にはちみつを摂取できるでしょう。
はちみつによるリラックス効果が期待できるため、特に寝る前にうってつけです。
味のアクセントとしてシナモンなどのスパイスを加えても、おいしく仕上がります。
参照来源:杉養蜂園のはちみつレシピ|ほうじ茶ハニーラテ
食べる以外のはちみつの活用方法
はちみつの活用方法は食用に限りません。
お風呂に少量加えたり、市販の「はちみつ化粧品」などヘアパックやフェイスマスクとして使われるなど、美容ケアにも役立てられています。
また、はちみつで傷口の消毒や応急処置を行うことも可能です。抗菌効果があるため、軽い切り傷や擦り傷であれば、はちみつで処置を済ませられます。
ただし、深い傷や重症な傷の場合は例外です。あくまではちみつの使用は消毒や応急処置のみにとどめておき、必要に応じて専門医の診察も受けるようにしましょう。
はちみつは美容に良い効果をもたらすことが期待できる

今回は、はちみつが「美容に良い」といわれる理由と、期待できる美容効果について解説しました。
はちみつに含まれるミネラルやフェノール化合物などの成分は、美しさを保つためのサポートをしてくれます。
意識的にはちみつを摂取することで、若々しい印象を維持できるでしょう。
列主管

平柳 要老师
肩衔:医学博士(东京大学)/保健学硕士(东京大学)
所属:株式会社食品医学研究所 代表兼所长
【略历】
在东京大学大学院医学系研究科(生理学)修完学业后,经过在意大利帕尔马大学、哈佛大学和麻省理工学院的客座研究员经历,成为日本大学医学部(卫生学)的副教授。
他曾担任日本体育大学(公共卫生学/劳动卫生学)、佐野日本大学短期大学(公共卫生学)等的兼职讲师,以及日本人类工学会、日本宇宙航空环境医学会、日本临床高压氧气与潜水医学会的理事,还担任日本卫生学会和日本预防医学风险管理学会的评议员等职务。
现在是(株)食品医学研究所的代表兼所长。
专业领域
・特殊环境医学(宇宙环境生理学、海洋环境生理学、作业环境卫生学)
・基于科学证据的食材健康效果研究
【媒体演出经历】
・NHK《为您试验》
・TBS电视台《名医的THE太鼓判!》
・朝日电视台《林修的现在就好!讲座》
・CBC电视台《健康胶囊!元气的时间》
另外,MBS・东京电视台・BS富士电视台等多人出演。
【监修・寄稿实绩】
《蜂蜜力》(主妇与生活社)
・魔法的蜂蜜(マキノ出版)
《身体调理 特别的姜食谱》(ナツメ社)
另外,关于食品健康的杂志和杂志
发布/监督文章超过200卷。
【执笔著作】
・癌症预防中,实际上“日光浴”是有效的——维生素D的惊人功效(讲谈社)
・不生病!生姜绿茶健康法(サンマーク出版,已有中文版本)
由医学博士设计的长寿调味料(三马克出版社)
此外,还有专业书籍《现代生活与保健卫生》(篠原出版新社)和《新编卫生学实习》(南山堂)等。
撰写了许多关于健康和保健的书籍。
【外部链接】
食品医学研究所博客: http://h-and-w.jp/column/
我的最佳专业群马博客: https://mbp-japan.com/gunma/food-medicine/column/

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