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2025.05.26 コラム

はちみつをもっと楽しむ!意外と便利な活用アイデア集




パンやヨーグルトをはじめとする、あらゆる食材との相性が良いはちみつには、多種多様な使い道があります。

もし余ってしまった場合は、普段とは違うかたちで活用してみてはいかがでしょうか。

本記事では、はちみつを使ったレシピと、食事以外の使い道を紹介します。

はちみつをおいしく食べるためのポイントや保存方法も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

はちみつの賞味期限はどのくらい?


はちみつの賞味期限は、種類や販売しているメーカーによって差はありますが、1~3年を目安に設定されています。

そもそもはちみつは、水分量が少ないうえに糖度が高いため、適切に保存している限りは傷みにくい食べ物です。 賞味期限が切れていたとしても、カビの繁殖や異臭がなければ、問題なく食べられます。

賞味期限は“美味しく食べられる期間”として設定されているため、それを過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。

ただし、はちみつ本来の風味は1~3年程度で損なわれます。

はちみつのおいしさを堪能したい場合は、適切な方法で保存しつつ、賞味期限内に食べきることをおすすめします。

余ったはちみつの使い道


余ったはちみつを食べきるには、料理に使う、あるいは飲み物に混ぜるといった方法で活用するとよいでしょう。 ここからは、はちみつを消費したいときにぴったりのレシピを紹介します。

はちみつ芋バターのトースト


はちみつ芋バターのトーストは、はちみつとさつまいもを組み合わせたバターを使い、ほんのり甘く仕上げた一品です。 必要な材料は、以下にまとめています。

▼はちみつ芋バターのトーストの材料(2人分)

  • ・はちみつ:大さじ2杯

  • ・食パン:2枚

  • ・さつまいも:1本

  • ・アーモンドスライス(乾煎りしたもの):適量

  • ・塩:ひとつまみ

  • ・無塩バター:40g


作り方は、以下の通りです。

▼はちみつ芋バターのトーストの作り方

  1. 1.さつまいもの皮をむき、2cm角に切る

  2. 2.さつまいもを濡らしたキッチンペーパーに包んだうえでボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で4~5分加熱する

  3. 3.加熱したさつまいもをマッシャーで潰し、はちみつと無塩バターを加える

  4. 4.はちみつ・さつまいも・無塩バターを混ぜ合わせながら、塩を加えて味を調える

  5. 5.トーストした食パンに、混ぜ合わせたはちみつ芋バターを塗る

  6. 6.仕上げにアーモンドスライスを散らし、お好みではちみつをかける


トーストに塗ったはちみつ芋バターが余った場合は、アイスやヨーグルトに添えてもおいしく食べられます。

はちみつをそのままかけて食べる以外の方法をお探しであれば、このレシピを試してみてはいかがでしょうか。

ほうじ茶ハニーラテ


飲み物にはちみつを混ぜるのであれば、ほうじ茶ハニーラテもおすすめです。

準備する材料は、以下の通りです。

▼ほうじ茶ハニーラテの材料(2人分)

  • ・はちみつ:大さじ2杯

  • ・ほうじ茶パック:1袋

  • ・牛乳:300cc


作り方は、以下にまとめています。

▼ほうじ茶ハニーラテの作り方

  1. 1.鍋に牛乳を入れて加熱し、沸騰したらほうじ茶パックを入れ1分間ほど煮出す

  2. 2.ほうじ茶パックを取り出し、はちみつを加えて混ぜる


はちみつの優しい甘さが楽しめるため、ほっとひと息つきたいときにうってつけです。

味のアクセントとして、シナモンなどのスパイスを加えてもおいしく仕上がります。

はちみつを大量に使いたいときは?


はちみつが大量に余ってしまったときは、はちみつ漬けやドレッシングに使うのも一つの手です。

以下で詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

はちみつレモンシロップ


はちみつレモンシロップは、はちみつのほかに、はちみつ酢も消費できるレシピです。

必要な材料は、以下にまとめています。

▼はちみつレモンシロップの材料(2人分)

  • ・はちみつ:200g

  • ・はちみつ酢:500cc

  • ・レモン:3個

  • ・砂糖:100~200g

  • ・塩:適量


作り方は、以下の通りです。

▼はちみつレモンシロップの作り方

  1. 1.レモンは塩をまぶしてよく揉み込み、流水で洗って輪切りにする

  2. 2.保存容器にはちみつ・はちみつ酢・レモン・砂糖を入れる

  3. 3.毎日1度は振り混ぜながら、2週間ほど漬け込む


完成したはちみつレモンシロップは、水や炭酸、焼酎/お酒で割ってからお召し上がりください。

すっきりとした味わいが、爽快感を与えてくれるでしょう。 

はちみつ漬け


はちみつ漬けは、密閉容器にはちみつを入れて食材を漬け込むだけなので手軽に作れます。

漬け込む食材はレモンが定番ですが、以下のような食材でもおいしく仕上がります。

▼はちみつ漬けにするとおいしい食材の例

  • ・しょうが

  • ・ゆず

  • ・ミニトマト

  • ・きゅうり

  • ・大根


はちみつ漬けにする食材は、お好みで変えてみるとよいでしょう。

漬け込む食材によってデザートにも副菜にも応用できるため、さまざまな楽しみ方ができます。

はちみつドレッシング


野菜との相性が良いはちみつは、ドレッシングにしてサラダなどにかけてもおいしく食べられます。

はちみつドレッシングを作る際に必要な材料は、以下の通りです。

▼はちみつドレッシングの材料(2人分)

  • ・はちみつ:大さじ2杯

  • ・レモン果汁:大さじ2杯

  • ・しょうゆ:小さじ1杯

  • ・塩:小さじ1/4杯

  • ・黒こしょう:少々

  • ・オリーブオイル:大さじ2杯


これらの材料をよく混ぜ合わせれば、はちみつドレッシングの完成です。

はちみつの大量消費を目的とした場合は、上記の分量を増やして作り置きするのがよいでしょう。

はちみつをおいしく食べるためのポイント




はちみつを料理や飲み物とともにおいしく食べるには、3つのポイントも押さえておきたいところです。

以下で、その詳細を解説します。

ポイント①はちみつの種類に注目する


市販されているはちみつには、大きく分けて純粋はちみつ・精製はちみつ・加糖はちみつの3種類があり、それぞれ味わいが異なります。

そのため、料理や飲み物に加えて食べるときは、このような違いを踏まえたうえで使い分けることが大切です。

はちみつを食べ慣れていない方のなかには、「独特の香りや味わいが苦手だ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、風味にクセが少なく食べやすいはちみつを選びましょう。 風味にクセを感じにくいはちみつの例としては、アカシアはちみつが挙げられます。 アカシアはちみつは、すっきりとした甘さと優しい香りが特徴であり、人気も高いはちみつです。 比較的食べやすいはちみつであるため、まずはアカシアはちみつを選んでみてはいかがでしょうか。

ポイント③はちみつをすくうときは金属以外のスプーンを使う


スプーンをはちみつに入れたままにしておくと、金属と酸が反応し、金属イオンが溶け出してしまうことがあります。その結果、鉄のような味や香りがはちみつに移ることがあるため、注意が必要です。

これを防ぐためには、木製やステンレス製、あるいは陶製のスプーンを使いましょう。

また、はちみつを取り出すことに特化したスプーンである、“ハニーディッパー”を使うのもおすすめです。

ハニーディッパーは、はちみつに含まれる酸と化学反応を起こさないように、木やステンレスなどの材質で作られています。そのため、はちみつに金属イオンが溶け出さず、風味が損なわれることがありません。

さらに、丸みを帯びた先端に溝が作られており、その溝にとろみのあるはちみつを絡めてたっぷり取り出せるようになっているため、はちみつを食べるときに便利です。

※はちみつを一回ごとにすくう程度であれば、金属スプーンを使用しても特に問題はありません。

小分けタイプのはちみつはある?


「はちみつを消費する方法を試しても、食べきれずに残ってしまう」という方は、小分けタイプのはちみつを購入してみてはいかがでしょうか。

杉養蜂園では、人気のゆず蜜やアカシアはちみつなどを少量ずつ組み合わせたセット商品や、内容量が200gの少量タイプのはちみつを販売しています。 このような商品であれば、余らせることなく使いきれるでしょう。

はちみつを食べる際に覚えておきたいこと


料理や飲み物に混ぜてはちみつを摂取する場合は、気をつけなくてはならないことがあります。

本項ではその詳細を解説しますので、はちみつを食べる際は必ずご確認ください。

食べる量に気をつける


はちみつの摂取量の目安は、1日あたり大さじ1~2杯程度です。これより多く食べると、糖質を摂りすぎて太ってしまったり、血糖値が上昇したりする可能性があります。

特に体重を細かく管理している方や、糖尿病を患っている方は、注意しましょう。

1歳未満の乳児に与えるのは控える


1歳未満の乳児には、はちみつを与えてはなりません。

これは、はちみつを摂取することにより、乳児ボツリヌス症を発症するおそれがあるためです。

乳児ボツリヌス症の原因となるボツリヌス菌は、1歳以上の腸内環境では増殖しにくいため、食品を介して体内にボツリヌス菌が侵入しても通常は何も起こりません。しかし、1歳未満の乳児の腸内環境ではボツリヌス菌を排除できず、結果として増殖し、乳児ボツリヌス症を発症してしまうのです。

特にはちみつは、食品のなかでもボツリヌス菌が混入している危険性が高いといわれています。

そのため、はちみつを1歳未満の乳児に与えることはお控えください。

はちみつはどのように保存しておけばよいのか




使いきれなかったはちみつは、直射日光の当たらない場所で常温保存しましょう。

気温が高くなる夏場でも、常温で保存して問題ありません。はちみつは冷蔵庫に入れると結晶化して固くなってしまい、使うときに溶かす手間がかかるため、年間を通して常温保存を徹底することがポイントです。

今回は、はちみつを活用した料理や飲み物のレシピを、おすすめの使い方とあわせてご紹介しました。「はちみつを余らせずに使いたい」という方には、小分けタイプのはちみつがおすすめです。

はちみつ専門店の杉養蜂園では、少量ずつ楽しめる小分けタイプのはちみつや常備しやすいサイズのはちみつなど、豊富なバリエーションを取り揃えております。

使いきりタイプのはちみつをお探しであれば、当社の通販サイトをぜひご活用ください。
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