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はちみつ・マヌカハニー・ローヤルゼリーの専門店|杉養蜂園

2026.08.20 コラム

ローヤルゼリーとプロポリスの違いは?成分・特徴・選び方をわかりやすく解説



ローヤルゼリーとプロポリスはいずれも、ミツバチによって生み出される自然由来の健康食品です。
しかし、その効果や含まれている成分などは大きく異なります。


そこで本記事では、ローヤルゼリーとプロポリスの違いを解説します。
ご自身に合う健康食品をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。



ローヤルゼリーとは?


ローヤルゼリーとは、働き蜂が体内で合成して分泌する乳白色の物質で、ミツバチの幼虫と女王蜂の栄養源となる特別な食べ物です。
女王蜂はローヤルゼリーを生涯食べつづけることで、身体が大きく、寿命も長くなると考えられています。


なお、ローヤルゼリーには、たんぱく質や必須アミノ酸、ビタミンB群、そして特有成分であるデセン酸(10-ヒドロキシ-2-デセン酸)など、40種類以上の栄養素や健康成分がバランスよく含まれています。
そのため、健康食品の原料としても利用されています。



ローヤルゼリーの種類


健康食品として流通しているローヤルゼリーは、主に3つの種類に分けられます。


ローヤルゼリーの種類



  • 生ローヤルゼリー

  • 乾燥ローヤルゼリー

  • 調整ローヤルゼリー



生ローヤルゼリー


生ローヤルゼリーは、ミツバチが作ったローヤルゼリーを人の手でろ過しただけのものです。
品質管理が難しいため、希少価値が高いという特徴があります。


なお、生ローヤルゼリーは本来含まれている成分を効率的に摂取できる反面、強い酸味があるため、人によっては苦手に感じられる可能性もあります。



乾燥ローヤルゼリー


乾燥ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリーから水分を除去し、粉末状に加工したものです。
健康食品として流通している錠剤タイプのものやカプセルタイプのものは、この乾燥ローヤルゼリーが原料に使用されています。


生ローヤルゼリーと異なり、長期保存が可能かつ、独特の酸味が感じられないというメリットがあります。



調整ローヤルゼリー


調整ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーをベースに、ほかの原材料や添加物を加えた製品です。
ドリンクタイプやソフトカプセルタイプなどがあり、乾燥ローヤルゼリーと同様に、手軽に摂取できます。



プロポリスとは?


プロポリスとは、ミツバチが植物の新芽や樹脂などを原料に作り出す物質です。
抗菌成分が含まれており、巣のすき間などに塗ることで、ウイルスや細菌から巣を守る役割があります。


また、プロポリスにはフラボノイドやビタミン、ミネラルなど、健康維持に有用な成分が含まれており、「自然由来の抗菌物質」ともよばれています。



プロポリスの種類


プロポリスは、ミツバチが原料として使う植物の種類によって異なる色になります。
健康食品として流通しているものには、主にグリーンプロポリスとレッドプロポリス、そしてブラウンプロポリスの3種類があり、それぞれ色だけでなく特徴も異なります。


プロポリスの種類



  • グリーンプロポリス

  • レッドプロポリス

  • ブラウンプロポリス



グリーンプロポリス


グリーンプロポリスは、主にブラジルのミナスジェライス州に自生する、バッカリス・ドラクンクリフォリアというハーブの新芽を起源としてミツバチが作るプロポリスです。
緑がかった色が特徴的なので、このようによばれます。


ほかのプロポリスと比べて、アルテピリンCをはじめとする“桂皮酸誘導体”という活性成分を多く含みます。



レッドプロポリス


レッドプロポリスは、ブラジル北東部のマングローブ地帯で採集される、赤いプロポリスです。
原料はマメ科のダルベルギア・エカストフィラムという植物で、その赤い樹液が由来となっています。
フラボノイドやイソフラボンなどのポリフェノールを多く含む点が特徴です。


採集量はグリーンプロポリスよりも少なく、年間でもごくわずかしか得られないため、希少性が高いプロポリスとされています。



ブラウンプロポリス


ブラウンプロポリスは、原塊が茶色やこげ茶色となっており、世界中で広く採集されている一般的なプロポリスです。
ヨーロッパやアジアなど、多くの産地でみられるため、グリーンプロポリスやレッドプロポリスよりも多く採取されています。


1988年にグリーンプロポリスが発見される以前は、このブラウンプロポリスが主流として、人々の健康のために利用されてきました。
ひと口に「ブラウンプロポリス」といっても産地によって成分は異なり、たとえば原料にはポプラなど抗菌力の高い植物が用いられていることがあります。



ローヤルゼリーとプロポリスの違い


ここまでで、ローヤルゼリーとプロポリスについてそれぞれの特徴や種類を解説しました。
では、両者は具体的にどのような点が違うのでしょうか。
ここからは、4つの観点で違いを解説します。


ローヤルゼリーとプロポリスの違い



  • ミツバチが作り出す目的

  • 含まれている成分

  • 健康食品としての特徴

  • 風味・見た目



ミツバチが作り出す目的


ローヤルゼリーとプロポリスは、いずれもミツバチが作り出す成分です。
しかし、その目的が大きく異なります。


まず、ローヤルゼリーは女王蜂の一生の食料として作られるものです。
女王蜂は、働き蜂の約2~3倍の大きさとなり、30~40倍の寿命で生きつづけ、毎日1,500~2,000個ほどの卵を産みます。
栄養の塊であるローヤルゼリーを毎日食べることによって、このような寿命と体力がもたらされるものと考えられています。


一方でプロポリスは、ミツバチが巣のすき間に塗る成分なので、そもそも食べ物ではありません。
高温多湿の巣の中で、細菌の繁殖を抑えることがプロポリスの目的です。
原料となる樹脂には優れた抗菌作用をもつ成分が含まれており、その力によって細菌の繁殖が妨げられて、巣を清潔な状態に保つことができます。


このように、ローヤルゼリーは“女王蜂の栄養食”、プロポリスは“巣の清潔を維持するための巣材”といったように、両者は本来の目的と役割が異なります。



含まれている成分


ローヤルゼリーとプロポリスは、そもそもの目的や作られる過程が異なるため、含まれている成分にも違いがあります。


まず、ローヤルゼリーについて見てみましょう。
ローヤルゼリーは、働き蜂の体内で生成・分泌される物質で、以下の成分を含んだ栄養食品として生成されます。


ローヤルゼリーの成分


必須アミノ酸リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシンなど
アミノ酸アルギニン、チロシン、アラニン、グリシン、プロリンなど
ビタミン類ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、葉酸など
ミネラル類マグネシウム、リン、鉄、カルシウム、カリウムなど
糖質グルコース、フルクトース、スクロース、オリゴ糖
特有成分デセン酸、類パロチン

女王蜂に日々栄養を与えるため、ローヤルゼリーには上記を含む40種類以上もの栄養素や健康成分が含まれているのです。
特に、人間の健康にも欠かせない成分である必須アミノ酸9種類がすべて含まれている点は大きな特徴といえます。


続いて、プロポリスに含まれている成分についても見てみましょう。


プロポリスの成分


フラボノイドクリシン、ナリンゲニン、ピノセンブリンなど
桂皮酸誘導体p-クマル酸、アルテピリンC
カフェオイルキナ酸類クロロゲン酸、4-カフェオイルキナ酸
テルペノイドネロリドール
ビタミン・ビタミン様物質ビタミンA、ビタミンE、ナイアシンなど
ミネラル類ナトリウム、リン、カルシウムなど

プロポリスには、産地や原料植物によって異なるさまざまな成分が含まれています。
上記を見るとわかるように、その内訳はローヤルゼリーの主成分と異なります。
これは、プロポリスが樹脂や蜜蝋、精油や花粉などによって作られており、殺菌作用によって巣を清潔に保つ役割をもつためです。


健康食品としてローヤルゼリーやプロポリスを取り入れる際も、ご自身に必要な成分は何か? を考えたうえで、適切なものを選ぶとよいでしょう。



健康食品としての特徴


上記でお伝えしたように、ローヤルゼリーとプロポリスは含まれる成分が異なるため、その働きも違います。
それぞれの働きについては以下をご覧ください。


ローヤルゼリーとプロポリスの働き


ローヤルゼリープロポリス
若々しさをサポートする喉をスッキリさせる
寒さに負けない毎日に寄り添う健康な毎日をサポートする
ハツラツと過ごせる季節の変わり目の不快感を緩和させる
生活の質を高めるハリのある毎日をサポートする
うるおいやハリのある毎日をサポートするダイエット時の栄養補給をサポートする

ローヤルゼリーは、女王蜂が生命力を維持するために必要な栄養食品なので、健康食品として取り入れる場合も、主に“若々しさ”や“元気”の点で毎日を支えてくれます。
それに対し、プロポリスは、巣へのウイルスや細菌などの侵入・繁殖を防ぐための、言わば天然のバリア物質です。
そのため、プロポリスを用いた健康食品では、スッキリとした爽快感や健康的な毎日のサポートが主な効果として期待できます。



風味・見た目


ローヤルゼリーとプロポリスは、その風味や見た目も異なります。


ローヤルゼリーは、デゼン酸などをはじめとする酸性物質によって、舌にピリッとした刺激を感じさせます。


また、見た目は黄味がかったクリーム状で、スプーンにすくってそのまま摂取する方法もあります。
独特の風味が苦手な場合は、はちみつやヨーグルト、ジュースなどに混ぜて風味を調整する方法もあります。


プロポリスにも刺激がありますが、これは原料となった植物の成分によるものです。
苦みとともに喉にピリピリとした刺激があり、慣れてくると樹脂の香りや甘味を喉の奥に感じられるようになるのがプロポリスの特徴です。
見た目は黒っぽくどろりとした粘着状の物質で、ローヤルゼリーとはまったく異なります。
なお、プロポリスもはちみつやヨーグルトなどに混ぜれば、風味が苦手な方でも毎日無理なく摂取できます。



ローヤルゼリーとプロポリスはどちらを選べばよい?


ローヤルゼリーとプロポリスは、「ミツバチによって生み出される健康食品」という共通点以外は、多くの点で異なることがわかりました。
そのため、まずはご自身が「どのような効果を得たいのか」を考え、その目的に合うものを選ぶとよいでしょう。


以下に、ローヤルゼリーとプロポリスがおすすめの方の特徴をそれぞれまとめましたので、ぜひ参考にしてください。


ローヤルゼリーとプロポリスがそれぞれおすすめの方


ローヤルゼリープロポリス
いつまでも若々しくいたい喉にスッキリとした爽快感が欲しい
スッキリとした朝を迎えたいハリのある毎日を送りたい
元気な毎日を送りたい毎日の健康維持を意識したい

また、ローヤルゼリーとプロポリスはいずれも、ドリンクタイプや粒タイプなど、さまざまな製品があります。
ご自身が摂取しやすいものを選んで、健康的な毎日のために取り入れましょう。



ローヤルゼリーとプロポリスは、栄養成分や効果などが違う


ローヤルゼリーはミツバチが女王蜂を育てるために作るもので、プロポリスは巣にウイルスや細菌が入り込むことを防ぐためのものです。
そのため、両者は含まれている成分や健康食品としての効果などが異なります。
ご自身が健康食品に求める効果に合ったものを選びましょう。


なお、杉養蜂園ではローヤルゼリーとプロポリスのいずれも取り扱っております。
ドリンクタイプや粒タイプのほか、ローヤルゼリーやプロポリスの入ったマヌカハニーなどもありますので、健康食品をお探しの方はぜひ当社の通販サイトをご覧ください。



コラム監修者

平柳 要先生

平柳ひらやなぎ 要かなめ先生

肩書:医学博士(東京大学)/保健学修士(東京大学)

所属:株式会社 食品医学研究所 代表兼所長

【略歴】

東京大学大学院医学系研究科(生理学)修了後、イタリア・パルマ大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の客員研究員を経て、日本大学医学部(衛生学)准教授となる。
これまで日本体育大学(公衆衛生学/労働衛生学)、佐野日本大学短期大学(公衆衛生学)などの非常勤講師、日本人間工学会、日本宇宙航空環境医学会、日本臨床高気圧酸素・潜水医学会の理事や日本衛生学会、日本予防医学リスクマネージメント学会の評議員などを務めた。
現在は(株)食品医学研究所の代表兼所長。

【専門分野】

・特殊環境医学(宇宙環境生理学、海洋環境生理学、作業環境衛生学)
・科学的根拠(エビデンス)に基づく食材の健康効果研究

【メディア出演歴】

・NHK「ためしてガッテン」
・TBSテレビ「名医のTHE太鼓判!」
・テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
・CBCテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」
 その他、MBS・テレ東・BSフジなど多数出演。

【監修・寄稿実績】

・蜂蜜力(主婦と生活社)
・魔法のハチミツ(マキノ出版)
・体が整う とっておきのしょうがレシピ(ナツメ社)
 その他、食品の健康効果に関するムックや新聞・雑誌への
 記事の投稿・監修は200冊以上。

【執筆著書】

・がん予防に実は「日光浴」が有効なわけ-ビタミンDの驚きの効力(講談社)
・病気にならない!しょうが緑茶健康法(サンマーク出版、中国語版あり)
・医学博士が考案した長生きふりかけ(サンマーク出版)
 その他、専門書『現代生活と保健衛生』(篠原出版新社)・『新編衛生学実習』(南山堂)など、
 健康・保健に関する書籍を多数執筆。

【外部リンク】

食品医学研究所ブログ:http://h-and-w.jp/column/
マイベストプロ群馬ブログ:https://mbp-japan.com/gunma/food-medicine/column/

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