2026.08.20 コラム
はちみつ生姜湯の効果とは?食品としての特徴とおいしい作り方

寒い季節やのどの乾燥が気になるときに、はちみつ生姜湯を取り入れてみたいと考える方は多いのではないでしょうか。
はちみつと生姜をお湯に溶かすだけで作れるため、日々の温活やリラックスタイムにも取り入れやすい飲み物です。
一方で、はちみつの扱い方や生姜の量、飲むタイミングには注意したい点もあります。
本記事では、はちみつ生姜湯の魅力、生姜とはちみつの特徴、基本の作り方、飲むタイミング、注意点まで解説します。
はちみつ生姜湯とは?はちみつと生姜の特徴
はちみつ生姜湯とは、すりおろし生姜や生姜汁にはちみつを加え、お湯で割って飲む温かい飲み物です。
寒い季節やのどの乾燥が気になるときに、日々の飲み物として取り入れやすい点が魅力です。
ここでは、はちみつと生姜に含まれる成分や、それぞれの特徴について解説します。
生姜に含まれる成分(ジンゲロール・ショウガオール)
生姜には、辛み成分として知られる「ジンゲロール」や「ショウガオール」が含まれています。
ジンゲロールは生の生姜に多く含まれる成分で、加熱によってその一部がショウガオールへ変化します。
ショウガオールは加熱した生姜に多く含まれやすい成分で、やや辛みが強まりますが、体を芯から温める働きがあります。
はちみつの特徴と温かい飲み物への取り入れ方
はちみつは、まろやかな甘みととろみのある質感が特徴の食品です。
温かい飲み物に加えると口あたりがやわらかくなり、のどの乾燥が気になる季節にも取り入れやすくなります。
はちみつ生姜湯は、生姜の風味とはちみつの甘みを組み合わせることで、寒い時期やほっと一息つきたい時間にも楽しみやすい飲み物です。
ただし、はちみつは1歳未満の乳児には与えられないため、家庭で取り入れる際は年齢や体調に合わせて楽しみましょう。
2つを組み合わせることで楽しめる味わいと飲みやすさ
生姜のさわやかな辛みと、はちみつのまろやかな甘みを組み合わせることで、寒い季節にも飲みやすい一杯になります。
生姜だけでは辛みが強く感じられる場合でも、はちみつを加えることで口あたりがやわらぎ、日々の温かい飲み物として取り入れやすくなります。
また、はちみつ生姜湯はお湯の温度によって風味の感じ方が変わるため、熱すぎるお湯は避けるとよいでしょう。
50〜60℃程度のお湯で溶かすと、はちみつと生姜の香りや風味を楽しみやすくなります。
はちみつ生姜湯の魅力と取り入れやすい場面
はちみつ生姜湯は、寒い季節やのどの乾燥が気になるときに取り入れやすい温かい飲み物です。
生姜のさわやかな辛みと、はちみつのまろやかな甘みが合わさることで、日々のリラックスタイムにもおすすめです。
ここでは、はちみつ生姜湯の魅力や、日常生活で取り入れやすい場面を整理します。
寒い季節
はちみつ生姜湯は、生姜のさわやかな辛みとはちみつのまろやかな甘みを味わえる温かい飲み物です。
寒い季節にも、日々の温かい飲み物として取り入れやすい点が魅力です。
朝の一杯や帰宅後のリラックスタイム、就寝前の温かい飲み物として、生活リズムに合わせて取り入れるとよいでしょう。
乾燥する季節に温かい飲み物を楽しみたいとき
はちみつ生姜湯は、はちみつのまろやかな甘みととろみ、生姜のすっきりとした風味を味わえる温かい飲み物です。
のどの乾燥が気になる季節や、空気の乾燥を感じる日にも取り入れやすいでしょう。
また、就寝前や朝の一杯など、落ち着きたい時間に合わせて飲みやすい点も魅力です。
ただし、体調不良が続く場合は、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
食後にも取り入れやすい
はちみつ生姜湯は、生姜のすっきりとした風味とはちみつのやさしい甘みを味わえる飲み物です。
食後に口の中をさっぱりさせたいときや、ひと息つきたいときにも取り入れやすい一杯です。
なお、はちみつには糖分が多く含まれるため、飲みすぎには注意し、食生活全体のバランスを見ながら適量を意識することがポイントです。
空腹時に濃い生姜湯を飲むと刺激を感じる場合もあるため、生姜の量は好みや体調に合わせて調整しましょう。
夜のリラックスタイム
はちみつ生姜湯は、カフェインを含まない飲み物のため、夜のひと息つきたい時間にも取り入れやすい一杯です。
はちみつのやさしい甘みと生姜のすっきりとした風味があり、夕食後や就寝前の飲み物としても選びやすいでしょう。
また、寝る前に飲む場合は、糖分の摂りすぎや胃への負担を避けるため、量を控えめにするのがポイントです。
基本の作り方と飲みやすいアレンジ
はちみつ生姜湯は特別な道具を必要とせず、自宅で簡単に作れます。
基本の分量を押さえておくと、甘さや生姜の風味を好みに合わせて調整しやすくなります。
ここでは、基本の作り方と飲みやすく仕上げるアレンジ方法を紹介します。
基本レシピ(材料・手順)
【材料(1杯分)】
- すりおろし生姜:小さじ1(約5g)
- はちみつ:大さじ1〜2(約20~40g)
- お湯:150〜200ml(50〜60℃)
【作り方】
1. カップにすりおろし生姜とはちみつを入れます。
2. 50〜60℃のお湯を注いで、よくかき混ぜます。
生姜はすりおろすことで、香りや辛みが出やすくなります。
レモン・シナモンを加えるアレンジ
レモン汁を数滴加えると、さわやかな酸味が加わり、後味がすっきりします。
シナモンを少量加えると、甘くスパイシーな香りが広がり、いつものはちみつ生姜湯とは違った風味を味わえます。
ただし、入れすぎると味が強くなりやすいため、少量から調整するのがポイントです。
取り入れやすいタイミングと量の目安
はちみつ生姜湯は、朝の一杯や食後、夜のリラックスタイムなど、生活リズムに合わせて取り入れやすい飲み物です。
飲む時間帯や量をあらかじめ意識しておくと、日々の習慣として無理なく続けやすくなります。
知っておきたい注意点とデメリット
はちみつ生姜湯を日常に取り入れる際は、飲む量や体質に合わせて無理なく調整することが大切です。
ここでは、飲む前に知っておきたい注意点やデメリットを整理します。
胃腸への刺激と飲みすぎ注意
生姜の辛み成分であるジンゲロールやショウガオールは、人によって喉や胃への刺激を感じる場合があります。
空腹時に飲んだり、生姜を多く入れすぎたりすると、胸焼け・胃痛・胃もたれ・吐き気などにつながることもあるため注意が必要です。
また、胃に不安がある方や胃の治療を受けている方は、生姜の量を少なめにし、体調を見ながら取り入れるとよいでしょう。
はちみつは、大さじ2杯(約40g)で糖分を多く含むため、糖尿病の方や血糖値の管理が必要な方は、事前に医師や管理栄養士へ確認してから取り入れると安心です。
1歳未満の乳児には与えない・その他の注意
1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつ入りの飲み物を与えないようにしましょう。
はちみつにはボツリヌス菌が含まれる場合があり、乳児ボツリヌス症につながるおそれがあります。
特に乳児は腸内環境が整っていないため、1歳以上の子どもや大人とは異なる注意が必要です。
1歳を過ぎた子どもでも、初めて取り入れる際は少量から試し、体調に変化がないか確認するとよいでしょう。
さらに、妊娠中の方や薬を服用している方は、事前に医師や薬剤師へ確認してから取り入れると安心です。
まとめ
はちみつ生姜湯は、生姜のすっきりとした風味とはちみつのやさしい甘みを組み合わせた、手軽に作れる飲み物です。
寒い季節やのどの乾燥が気になるとき、夜のひと息つきたい時間など、生活リズムに合わせて取り入れやすい点が魅力といえます。
おいしく飲むポイントは「50〜60℃程度のお湯で作る」「飲みすぎに注意する」「生姜やはちみつの量を好みに合わせて調整する」の3つです。
はちみつの糖分や生姜の刺激、1歳未満の乳児に与えない点などを確認しながら、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
杉養蜂園の公式サイトでは、はちみつ専門店ならではのさまざまな商品をご覧いただけます。
はちみつと生姜の組み合わせをより手軽に楽しみたい方には、こだわりのはちみつを使った「しょうが漬け」などの専門商品もおすすめです。
ぜひ一度、公式サイトをのぞいてみてください。
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コラム監修者

平柳 要先生
肩書:医学博士(東京大学)/保健学修士(東京大学)
所属:株式会社 食品医学研究所 代表兼所長
【略歴】
東京大学大学院医学系研究科(生理学)修了後、イタリア・パルマ大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の客員研究員を経て、日本大学医学部(衛生学)准教授となる。
これまで日本体育大学(公衆衛生学/労働衛生学)、佐野日本大学短期大学(公衆衛生学)などの非常勤講師、日本人間工学会、日本宇宙航空環境医学会、日本臨床高気圧酸素・潜水医学会の理事や日本衛生学会、日本予防医学リスクマネージメント学会の評議員などを務めた。
現在は(株)食品医学研究所の代表兼所長。
【専門分野】
・特殊環境医学(宇宙環境生理学、海洋環境生理学、作業環境衛生学)
・科学的根拠(エビデンス)に基づく食材の健康効果研究
【メディア出演歴】
・NHK「ためしてガッテン」
・TBSテレビ「名医のTHE太鼓判!」
・テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
・CBCテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」
その他、MBS・テレ東・BSフジなど多数出演。
【監修・寄稿実績】
・蜂蜜力(主婦と生活社)
・魔法のハチミツ(マキノ出版)
・体が整う とっておきのしょうがレシピ(ナツメ社)
その他、食品の健康効果に関するムックや新聞・雑誌への
記事の投稿・監修は200冊以上。
【執筆著書】
・がん予防に実は「日光浴」が有効なわけ-ビタミンDの驚きの効力(講談社)
・病気にならない!しょうが緑茶健康法(サンマーク出版、中国語版あり)
・医学博士が考案した長生きふりかけ(サンマーク出版)
その他、専門書『現代生活と保健衛生』(篠原出版新社)・『新編衛生学実習』(南山堂)など、
健康・保健に関する書籍を多数執筆。
【外部リンク】
食品医学研究所ブログ:http://h-and-w.jp/column/
マイベストプロ群馬ブログ:https://mbp-japan.com/gunma/food-medicine/column/

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